
もっとかっこよく飾りたいな…
テニス好きのみなさんなら必ず1度はこのように思ったことがあるでしょう。
私もラケットが増えるにつれ、ラケットの保管場所に困っていました。
「かっこいいラケットたちを眺めたい!!」
いつもソフトケースに入れてフックにぶら下げていたちゅう太は悩んでいました。
でも、ネットを隅々まで探してもラケットスタンドなんてものは売ってないんですよね~。
・・・・。
「よし、ないなら作ってしまおう」
こう思い立ったちゅう太は気付けばホームセンターいました。
ラケットスタンドDIYにおいてのちゅう太が求めたのは3つ。
・ラケットの荷重に耐えれる丈夫さがあること
・ねじなど使わず簡単に組み立てできること
・ラケットをかっこよく見せれること
部材の選定から設計、組み立てまでに要した時間はなんと1週間!
そして完成したのがこれだ!!
https://twitter.com/TennisFrom/status/1351885001038524416
初の100いいね!
ありがとうございます。
やはりテニス好きのみなさんもラケットの保管には困っていたんですね~!
そうとわかったら、早速ちゅう太流ラケットスタンドの作り方を伝授しましょう!

ラケットスタンドDIY
総額は15本収納で1万1千円。
5本収納など収納数を減らすと9千円程度で製作できます。
必要部材
1.イレクターパイプ
2.ジョイント
3.接着剤
4.キャスター(移動式にする場合)
5.滑り止めシート
それでは1つずつ見ていきましょう。
1.イレクターパイプ
矢崎のイレクターパイプです。
スチールパイプをプラスチックで覆っており、丈夫で軽く、錆びに強く、清潔さを長く保つことができます。
これがラケットスタンドのメインになります。
全国のホームセンターで買うことができ、カラーもブラック、アイボリーが選べます。
矢崎公式サイトではその他のカラーもありますが送料がかかってしまいます。
また、パイプ接合用のジョイントにそのカラーがない場合が多いので色を統一したい人はブラック、アイボリーで製作するのが良いでしょう。
必要数
1.1 Φ28、長さ300㎜×2
1.2 Φ28、長さ255㎜×2
1.3 Φ28、長さ600㎜×2
1.4 Φ28、長さ1200㎜(※1)×3
1.5 Φ28、長さ50㎜×18(※2)
※1 長さは収納したいラケットの本数で調整
〇本収納の場合
長さ=(50×〇)+{28×(〇-1)}
15本収納の場合
長さ=(50×15)+(28×14)=1142mm
標準で1200mmがあったので私は1200mmを購入してます。
5本収納の場合
長さ=(50×5)+(28×4)=362mm
※2 本数は収納したいラケットの本数で調整
〇本収納の場合
本数=〇+3
15本収納の場合
長さ=15+3=18本
5本収納の場合
長さ=5+3=8本
ただ長さ50㎜と255mmは標準での取り扱いがないためカットが必要です。
ホームセンターでカットしてもらえます。
2.ジョイント
イレクターパイプ同士を接合するプラスチックジョイントです。
ジョイントは種類が多いので見つけるのが大変…。
()内に品番を書いておくので見つける時に参考にしてください。
必要数
2.1 Φ28コーナー(J-4)×2
2.2 Φ28コーナー(J-5)×2
2.3 Φ28つなぎ(J-7B)×2
2.4 Φ28つなぎ(J-7D)×2
2.5 Φ28すじかい(J-14)×2
2.6 Φ28すじかい(J-19)×2
2.7 Φ28つなぎ(J-118B)×16(※3)
2.8 キャップ(J-110A)×16(※3)
※3 個数は収納したいラケットの本数で調整
〇本収納の場合
本数=〇+1
15本収納の場合
長さ=15+1=16本
5本収納の場合
長さ=5+1=6本
3.接着剤
イレクターパイプとジョイントを接着する際には専用の接着剤を使用します!
これは溶接になるのでつけると外れなくなります!
3.1 サンアロー接着液
4.キャスター
移動式にしたい場合はキャスターをつけます。
4.1 キャスター(JC-40SA ST)×4
移動させなくても良いって方は
ここにゴムキャップを取り付けてもOKです!
5.滑り止めシート
これ結構重要です。
ラケットとパイプの接地面に滑り止めシートを挟んでいます。
滑り止めがないとラケットがドミノのように倒れていくことも!(笑)
買い忘れ防止チェックシート
下記を参考に買い忘れがないように気を付けてください!
・Φ28、長さ300㎜×2
・Φ28、長さ255㎜×2
・Φ28、長さ600㎜×2
・Φ28、長さ1200㎜(※1)×3
・Φ28、長さ50㎜×18(※2)
・Φ28コーナー(J-4)×2
・Φ28コーナー(J-5)×2
・Φ28つなぎ(J-7B)×2
・Φ28つなぎ(J-7D)×2
・Φ28すじかい(J-14)×2
・Φ28すじかい(J-19)×2
・Φ28つなぎ(J-118B)×16(※3)
・キャップ(J-110A)×16(※3)
・サンアロー接着液
・キャスター(JC-40SA ST)×4
・滑り止めシート
※1 長さは収納したいラケットの本数で調整
〇本収納の場合
長さ=(50×〇)+{28×(〇-1)}
※2 本数は収納したいラケットの本数で調整
〇本収納の場合
本数=〇+3
※3 個数は収納したいラケットの本数で調整
〇本収納の場合
本数=〇+1
組み立て
いよいよ次は組み立てです。
下記の順番で組み立てます。
①仕切りの組み立て
②側面の組み立て
③全体の組み立て
①仕切りの組み立て
仕切りを組み立てていきます。
1.4に均等になるように2.7を装着。
2.7は側面にも使用するので2本残してそれ以外を装着します。
パイプの両端は2.1のジョイントを使います。
5mm間隔で配置し、微調整するとうまくいくはずです。
位置が定まったら3.1サンアロー接着液で接着しましょう。
接着方法は下記動画を参考に!
接着後は1.5のパイプを2.1と2.7に突っ込み、最後に2.8のキャップを装着して仕切りは完成です。
②側面の組み立て
側面を組み立てていきます。
こちらは左右どちらも同じ構造なので同じものを2個作ることになります。
側面はやや複雑ですので接着する前に入念に確認しましょう。
写真のようにパイプとジョイントを装着します。
注意すべきポイントは2.4のジョイントから1.3のパイプを40㎜突き出すことです。
少し背もたれ側を低くすることでラケットが背もたれのほうに自然に倒れるようにしています。
接着を行うのは2.2と2.4のみですが、ここは丈夫さが求められるので数回は接着しましょう。
向きにも注意!
何度も写真を見てください!
③全体の組み立て
いよいよ全体の組み立てです。
左右の②側面の2.3と2.7のジョイントに1.4のパイプを接続し、①上面を取り付けます。
1.4パイプの間隔は2.3のジョイントをスライドさせて調整可能。
最後に1.4のパイプに5.1滑り止めシートを巻き、足に4.1キャスターを取り付けて完成です!
おつかれさまでした!!
完成
完成系(15本収納)はこちらです。
ラケットを乗せてみます
おぉ、かっこいい!!
自分の想像以上にうまくできました!
所持ラケットが一目瞭然です!
超クールで取り出しやすい!
我ながら最高の出来です!
どこで購入するべきか
イレクターパイプは全国のホームセンターで取り扱いがあります。
ただしネットで購入するのが断然おすすめ!
なぜなら
・実店舗は必要数の在庫がない
・パイプが長く重たいので持ち帰りで苦労する
・ネットは検索機能で部材を見つけやすい
・ネットは実店舗より低価格
だからです!
標準で販売されていない長さの50㎜と255mmはホームセンターで買ってカットしてもらうのがDIY初心者にはよいでしょう!
イレクターパイプの通販サイトまとめました。
中でも特に楽天のスーパーメガホームセンターejoyやホームプラザナフコは3980(税込)以上のお買い物で送料無料でおすすめです!
買う部材の種類が多いので買い物かごに入れた後も少なくとも3回は確認しましょう!
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