【ウィルソン プロスタッフ97 V13.0 2020 徹底インプレ】究極の操作性とフィーリング(Wilson_Pro Staff 97 V13.0)

プロスタッフ97 V13.0
プロスタッフ、言わずと知れたウィルソンを代表とするラケットの1つ。歴代の世界ランクNo.1となった王者たちに愛されたラケットで、プロスタッフが獲得したグランドスラムタイトルは117個にも上がります。第13代目となるプロスタッフV13.0に授けられた使命は「#13代目の原点進化」。原点を見つめつつ、良いところは踏襲しつつ、さらなる未来を切り開くための進化を遂げています。

本記事ではプロスタッフ97 V13.0を実使用、動画解析によるデータからしっかりレビューしていきます!

ちゅう太
予約開始日の午後には1次予約締め切るほど注目のラケットです

レポート

さすがプロスタッフ!今作も操作性、フィーリング、コントロール性能はとてもよかったです打った時の情報がしっかりと手に伝わってきて、狙ったところにボールを飛ばせました。また、ボールの伸び、スピン性能もしっかりとあるので完成度は高いです。欠点を上げるとすれば、ずっしりとした重量感ヘッドが走らない感覚ですね。しっかり振るのに他のラケットよりエネルギーを使わないといけません。

ちゅう太
シグナムプロのツイスター1.30を40pで張ってます。

スペック

✔長さ:27.0インチ
✔フェイスサイズ:97平方インチ
✔ウェイト:315g
✔バランス:310mm
✔フレーム厚:21.5mm
✔ストリングパターン:16x19

デザイン

プロスタッフ97 V13.0

上目に目が詰まっている新しいストリングパターンを採用。スイートエリアが上部に移動し、トップ気味で打った時のパワーとコントロールを向上

プロスタッフ97 V13.0

"PRO STAFF"のロゴの字体がV13からは変わっております。

プロスタッフ97 V13.0

耐久性に難があったベルベット・ペイント・コーティングからブレードにも採用されている エラスティック・ペイント・コーティングを採用。マットなのにすべすべふっくらな印象があります。

プロスタッフ97 V13.0

フェイスの上部はハンドメイドで編み上げたカーボンの網目が見えるデザインに!BRAID45という新しい編み方でボールを包み込むようなフィーリングを得るとともに、パワーとコントロール性能が向上。また、今作の使命である原点進化ということで、初代プロスタッフのシンボルである赤と黄色のラインがデザインされています
面ブレを抑制するPWSも搭載!

プロスタッフ97 V13.0

エンドキャップを少し丸みのかかったエルゴ・エンド・キャップを採用することで、握り心地をマイルドに!

ちゅう太
フェイス上部のカーボンの網目ですが、実際に見るとかなり興奮しますよ(笑)

打球感:標準

打球感は硬くなく標準的でした。ボールを打った時の情報がしっかり伝わってくるクリアな打感で、引っ掛かり感も感じられます。最近のラケットは振動吸収性を高めてインパクト時の情報がぼやけているように感じるのですが、このプロスタッフはぼやけた印象はなく一昔前のラケットのような懐かしさを感じました。パワーと伝えている感覚、スピンをかけている感覚すべてが伝わってくるような感じです。また、薄ラケですが、しなる感覚はありませんでした。

ボールの飛び:やや飛ぶ

このプロスタッフは想像より飛ばしてくれます。雑な飛びではなくスイングに忠実な飛びを再現してくれるので、非常に安心感があります。インパクト時ラケットに吸い付く感覚があり、ボールが伸びる印象がありました。ただスパーンと弾くような爽快な反発力はないです。

スピン性能:かかる

引っ掛かり感があり、スピン量の調整がしやすいです。ゴリゴリのスピン性能というよりは、スピンが抜ける感覚のない安定のスピン性能という感じです。

球速:122.6km/h

フォアハンドの球速は122.6km/hでした。
これはフォアハンドストローク時の動画解析により算出した値です。

球速算出方法はこちらから↓

ソニースマートセンサーの結果はこちら↓

総評

メリット

・高いコントロール性能
・情報量の多い打球感
・スピンの安定感

デメリット

・重量感がある
・ヘッドが走らない
・爽快な弾き感はなし


操作性が良く、高いコントロール性能を感じましたインパクト時の情報量が多く、安心感がある点はさすがプロスタッフでした。思ったよりもボールを飛ばしてくれるので伸びのある深いボールを打つのも苦ではなかったです。ただ爽快な弾き感はないのでスピードボールを打ち続けるのには向かないかな。重量感とヘッドが走らないので使用するのに多くのエネルギーは必要です。あと、スロート部のウィルソンのロゴがざらざらして気になりました。

ちゅう太
しっかりテニスをしている感が出るラケットです!

こんな人におすすめ

・操作性を重視したい人
・ぼやけた打球感は嫌な人
・パワーよりコントロールで戦う人

勝手に比べてみました

プロスタッフRF97 オートグラフ2019

同じプロスタッフシリーズでロジャーフェデラー選手使用モデルのプロスタッフRF97 オートグラフ!フェイス面積は同じもののプロスタッフRF97 オートグラフのほうが25gも重たい仕様に!操作性やフィーリングはどちらも似ています!ボールの飛びはプロスタッフ97v13.0のほうがあり、正直使っていて楽です(笑)ただ、プロスタッフRF97 オートグラフは遊び感が少ない飛びで、よりスイングに忠実なボールが飛んでいきます!純粋に340gを振り回せる自信がある人はプロスタッフRF97 オートグラフのほうがパワーの乗った球が打てるのでおすすめです。逆に長時間のプレーで体力に不安がある人やラケットにある程度飛びを求める人はプロスタッフ97v13.0がいいと思うかも!

ウィルソン プロスタッフRF97 オートグラフの記事はこちら。

ブイコアプロ97

ヨネックスのブイコアプロ97も同じフェイス面積でボールの飛び感も似ています。ブイコアプロ97のほうが柔らかくボールを飛ばすのに対し、プロスタッフはインパクト時の情報をもらいながらボールを飛ばす印象。一発の爆発力はブイコアプロ97がありそうですが、トータルの使いやすさはプロスタッフに軍配が上がります。プロスタッフは安定感がありますからね。プロスタッフの一発では物足りなさを感じていてヨネックスの四角いフレームに抵抗がない人はブイコアプロ97を試すのはありだと思います。

ヨネックス ブイコアプロ97の記事はこちら。

ライバル:TF40 305 16x19

ボックスらしいしなり感、心地よいフィーリングでプロスタッフのライバル的存在のTF40
ラケットカラーは対照的なホワイトを基調としており、ライバルと呼ぶにふさわしい!

プロスタッフのほうがスピン性能はわずかに高く、擦り上げるスイングでの安心感は高め
ただ、315gの重量で、良いプレーを長時間続けるには筋力・体力どちらも必要です。

スピン性能はプロスタッフに劣るものの、振り抜きはTF40のほうが良く、操作性の高さを感じました。
また、多少ですが楽にボールを飛ばせるので非力なプレイヤーより。

インプレ記事を読んで、しっかり選択していただきたい2機種です!

テクニファイバー TF40 305 16x19の記事はこちら。

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