大人気ポリブラックコードの派生形のようなガット!
ブラックコードが五角形なのに対し、4Sは四角形。
五角形より四角形断面のほうがスピンがかけやすいのか、
テクニファイバーのガットの中ではNo1のスピン性能だと思います。
メモ
独自製法による柔らかでありながらもシャープな打球感
Tecnifibreの説明より
本記事では4Sを実使用、動画解析によるデータからしっかりレビューしていきます!
豆知識
現在は4Sという商品名ですが、発売当初はブラックコード4Sという商品名でした!
本記事でわかること!
- ストリング詳細
- ストリングの使用感
- メリット・デメリット
- どんな人におすすめか
- ブラックコードとの比較
- 他のストリングとの比較
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レポート
とにかく引っ掛かり感が強く、ボールがしっかり落ちます。
ジョリッという引っ掛かり感から、シャープなボールの飛び出し!
ブラックコードよりはやや角を感じる硬さがある印象です。
時折変な弾き感があり、ボールが抜けるので、安定感はブラックコードの方が高めです。
ボールの爆発力があるのは4Sで、使いこなせたら武器になるガットです。
ラケットの性能に左右されずストリングの性能を素直にインプレできるようにちゅう太は毎回プリンス ファントム100XR-Jを使用しています。 続きを見る
【プリンス ファントム100XR-J 徹底インプレ】高速スイングを可能とした激薄ラケット(Prince Phantom 100 XR-J)
スペック
✔カラー ブラック
✔素材 ポリエステル
✔ゲージ 1.20mm、1.25mm、1.30mm
打球感:やや硬い、角を感じる
打球感はやや硬めです。
引っ掛かり感が強く、角を感じるので、硬めな印象なのかと。
ブラックコードより少し硬いと思ってください!
ジョリという引っ掛かり感があるので、ボールを引っ掛ける感覚は掴みやすいです!
弾き感とホールド感の感じ方のふり幅が大きく、時折ボールが抜ける感覚がありました。
ボールの飛び:やや飛ばない
落ち着きのある飛び感。
ブラックコードより球が浅くなる印象を持ちました。
ボールの飛距離を出すには、自分から前に飛ばしていくイメージが必要。
この飛び感に慣れれば、思いっきり振ってもアウトせず、ガンガン振れちゃいます!
ただ、攻められてるときの飛びのアシストは期待できません。
しっかり前に飛ばせれば、弾道は上げやすいのでネットを越すのは簡単です!
スピン性能:かけやすい
ジョリッとした引っ掛かり感があり、テクニファイバーのガットの中で1番スピンがかかります。
厚いあたりでスピンをかけると、急激に落ちるボールが打てます。
スピン量を調整する使い方はブラックコードがやりやすいですが、ボールを落とすことに特化しているのは4Sですね!
球速:103.3km/h
フォアハンドの球速は103.3km/hでした。
これはフォアハンドストローク時の動画解析により算出した値です。
球速算出方法はこちらから↓ 続きを見る
【動画解析手法】スマートセンサーより正確!?ちゅう太流 球速算出法
ソニースマートセンサの結果はこちら↓
総評
メリット
・シャープな飛び出し
・弾道が上げやすい
デメリット
・打球感が安定しない
・時折ボールが抜ける感覚あり
スピン性能が高く、急激に落ちるボールが打てるのが最大の利点!
ジョリッとした打球感が特徴的で、「これはエグいスピンかかっているなっ!」と打ちながら思えるほど。
ただ弾き感とホールド感の感じ方のふり幅が大きく、打球感としてはやや不安を感じる結果に。
ちゅう太の技量不足だと、、、(笑)
やや硬い打球で飛びが控えめなので、パワーがありあまっている人におすすめ!
こんな人におすすめ
・ボールが飛びすぎて困っている人
・スピンをガンガンかけて攻めたい人
・引っ掛かり感を強めのガットをお探しの人
パワーのあるラケットに合わせるほうが使いやすさがありました。
勝手に比べてみました
ブラックコード
大人気ポリのブラックコードと比較!
ブラックコードのほうが
打球感:柔らかく、絶妙なホールド感で安心感があり
ボール飛び:数mほど飛ばせる感覚
スピン性能:スピン量は少ないが、調整がしやすい
ブラックコードは全体の使い勝手の良さが魅力的!
4Sはシャープな飛び出しと高いスピン性能で変化の激しいボールが打てるのが最大の魅力!
ブラックコードもちゃんとスピンはかかってくれるので、よりオールラウンドにプレーしたい人はブラックコードを試しましょう。
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ツアーバイト
スピン最強ストリングの名を欲しいがままにしてきたツアーバイト。
4Sとスピン性能は同等かそれ以上。
さらに、ツアーバイトのほうが打ち応えがあるので、ボールにパワーを伝えやすく、球威は出しやすくなってます。
ただ、ツアーバイトは硬いと感じる人が多いのでそこは注意!
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