プリンスのツアーXPはプリンスのラケットを使っている選手がよく張っています。
例えば全日本優勝経験もある今西美晴選手やインターハイ3冠の偉業を成し遂げた白石光選手ですね。
ちゅう太もファントム O3 100を購入した時に同封されていたので使ってみました。
プリンスさん太っ腹です!!ありがとうございます!
メモ
Princeの説明より
本記事ではツアーXPを実使用、動画解析によるデータからしっかりレビューしていきます!
本記事でわかること!
- ストリング詳細
- ストリングの使用感
- メリット・デメリット
- どんな人におすすめか
- 他のストリングとの比較
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レポート
ツアーXPはしっかりボールをホールドして、ボールをグーンと飛ばすことができます。
打球感も柔らかいのですが、コシを感じることができるので打ち応えもGood!!
引っ掛かり感がやや弱めなので、スピンをかけて返球するときはやや不安がありました。
ラケットの性能に左右されずストリングの性能を素直にインプレできるようにちゅう太は毎回プリンス ファントム100XR-Jを使用しています。 続きを見る
【プリンス ファントム100XR-J 徹底インプレ】高速スイングを可能とした激薄ラケット(Prince Phantom 100 XR-J)
スペック
✔カラー グリーン
✔素材 ポリエステル
✔ゲージ 1.25mm、1.30mm
打球感:やや柔らかめ
しっかりとボールを掴んでくれて、柔らかい打球感を味わうことができます。
コシがあるので柔らかさの中に打ち応えを感じることができます。
弾く感じと引っ掛かり感はあまりないです。
ボールの飛び:よく飛ぶ
ボールをしっかりホールドしたあとはグーンとボールを飛ばしてくれます!
勝手に弾いて飛ぶ感覚はありませんが、ボールが伸びすぎてアウトすることはありました。
弾道は上げやすいので、ネットミスは減らせます!
スピン性能:ややかけにくい
引っ掛かり感はあまりないのでスピンは意識的にかけてあげないと不安になります。
引っ掛かり感が少ない割にスピンはかかってくれる感覚があまり慣れませんでした。
きちんとスイングすればスピンはかかるので問題はないのですが、個人的には苦手な感覚で慣れが必要..。
球速:119.1km/h
フォアハンドの球速は119.1km/hでした。
これはフォアハンドストローク時の動画解析により算出した値です。
球速算出方法はこちらから↓ 続きを見る
【動画解析手法】スマートセンサーより正確!?ちゅう太流 球速算出法
ソニースマートセンサーの結果はこちら↓
総評
メリット
・柔らかくコシがある打球感
・ボールが伸びる
デメリット
・スピンはやや不安あり
・販売店が少ない
ボールをしっかりつかんだ後に、ボールをグーンと飛ばしてくれるのが特徴的でした。
打球感も柔らかさのなかにコシを感じるので打ち応えもあります。
スピンにはやや不安要素があるので、擦り上げるスイングよりはフラットで厚く当てるスイングの人にマッチしそうです。
ファントム100XR-Jに合うかどうか
正直ファントム100XR-Jには合いにくいのかなと...。
ファントムが元々しなってボールをホールドする感覚が強いので、ツアーXPのホールド感で掴みすぎる感覚がありました。
しかし、ストリングの色とファントムの色がマッチして非常にかっこよい見た目になったので使いこなせればこのセッティングで戦うのもありだとは思います(笑)
こんな人におすすめ
・ホールド感があるストリングが好きな人
・伸びるボールを打ちたい人
・柔らかさの中に打ち応えを求める人
勝手に比べてみました
トリトン
ボールを掴んでしっかり飛ばす感覚はシグナムプロのトリトンと似ていました。
どちらも伸びるボールを打てるのが特徴なのですが、スピンは得意じゃない印象。
ボールのスピードも求めるならトリトン、スピン量が多いのはツアーXPですね。
シグナムプロ トリトンの記事はこちら。 続きを見る
【シグナムプロ トリトン 徹底インプレ】ボールを掴んで、パーンと飛ばすポリ(SIGNUM PRO_TRITON)